- 大阪市立こども文化センター 館長
- 土橋 貞幸
今回のタイトル、『おもしろかった!またくるよ』は、こども文化センターが主催する「こども劇場」の利用者アンケート(自由記述欄)に、大きな字で書いてあったものです。
「こども劇場」の対象は、こども(対象年齢~中学生。小学生以下は必ずおとなが同伴)とおとな、ですので、その日の演目を考えると、筆跡からは「小学校3~4年生の男子」が思い浮かびます。
こども文化センターは主催事業のテーマを「こどもたちと舞台芸術とのかかわり」としていますが、その舞台芸術の「鑑賞の機会」として提供しているのが「こども劇場」(鑑賞事業)です。
こども文化センターがテーマとする「舞台芸術」という分野をご存知でしょうか?
私たち人間は、様々な「文化」の中で暮らしていると言えます。文化は、衣食住に属する事柄のように、日々の暮らしを送るための「術(すべ)」を与えてくれる身近なものであると同時に、例えば、スポーツ、音楽や絵画のように生きている充足感や安らぎを与えてくれるものでもあります。
更に、それらがより純粋な形で表現され、人生を豊かな夢と希望を持って生きていこうとする勇気を与えてくれる諸々のものが「芸術」と言えるのではないでしょうか。
その中で「舞台芸術」とよばれる分野には、音楽、演劇、ミュージカル、バレエ、ダンス、人形劇 ほか様々な身体表現活動が含まれますが、それらを鑑賞することも、自ら習うことも、習った成果を演じることも、いずれも「生身の人間による身体表現を、多くの人が同じ空間の中で、同じ時間の流れに沿って共に体験する活動である」と言えます。
「舞台芸術」鑑賞においては、この、「生」(ライブ、リアルタイム)であることが「核」ですが、同時に「空間」と「時間」の共有も欠かすことができません。それらの要素がまとまり、演ずる者と観る者、観る者同士の触れ合いや一体感が構築され、総体として大きな感動を生むことになります。
タイトルに引用させていただいたアンケートの感想(充足感や感動)は、恐らく、一緒にお越しいただいた「おとな」の方も共有して戴けたのではないかと思います。
こども文化センターで共有していただいた演劇などの場面や感動の内容が家庭で話題に上り、家族に共通の認識になるのであれば、私たちのテーマが実現した一つの形であると思います。
この「共有」が、子育て、青少年育成、青少年活動などにおいては、大きな要素になるのではないでしょうか。
こども文化センターは、こどもたちと様々な舞台芸術との出会いが、こどもたちの人生にとって大切な「生きる力」を育むことにつながり、こどもたち一人ひとりがこれからの人生への夢を膨らませることを願い、下記のような「舞台芸術事業」(平成21年度実績)を提供しています。
更に、その他にも、こどもの芸術文化活動の普及と支援、そして文化的な社会環境の醸成をめざして、多くの市民・専門家(団体)と協力・協働しながら、多様な主催事業を行っています。
今後の各事業の詳細は、区役所・図書館や地下鉄の駅に配架するチラシや当センターのホームページ(http://www.ko-bun.jp/)などをご覧ください。
| 区分 | 事業種別 | 事業名称 | |
|---|---|---|---|
| 舞台芸術事業の提供 | みる | 鑑賞事業 | こども劇場 (演目:演劇、人形劇、音楽、伝統芸能など) |
| 団体鑑賞事業 (対象:幼稚園、保育所、小学校) |
こども芸術劇場 | ||
| こども青少年局主催事業協力 | こどもとクラシック | ||
| 出てみる | 発表事業 | こども文化フェスティバル | |
| こども演劇フェスティバル | |||
| やってみる | 創造事業(こども教室) | ブラスバンド教室 | |
| こどもミュージカル | |||
| 人形劇体験講座 人形劇をやってみよう | |||
| タイコ&ダンスワークショップ “タムタムひろば” |
|||
| 親子で体験ヒップホップ | |||
- 大阪市立こども文化センター
- (指定管理者:財団法人大阪市教育振興公社・サントリーパブリシティサービス株式会社 共同事業体)
- URL : http://www.ko-bun.jp/







