- 大阪市青少年活動リーダーバンク
レクリエーションソングサークルあおいつばさ - 代表 宮武義弘
いつでも・どこでも・誰とでも
私が青少年活動に携わった頃、レクリエーションを教わった先生はいつも笑顔で「いつでも・どこでも・誰とでも」を合言葉にされていました。その先生の講習は時間を忘れるほど楽しく、いつもあたたかい雰囲気で受講生全員を包んでいただいているようでした。
私もいつかこの先生のようにレクリエーションができればと思い20数年が経ちました。
今は、レクリエーションソングサークルあおいつばさの代表として小学校のキャンプファイヤー、子ども会のクリスマス会、童謡・唱歌・歌謡曲を歌う歌声の会などで、歌やレクリエーションゲームを通して、子どもさんから高齢の方たちと楽しく活動させていただいています。
レクリエーションは、いつでも・どこでも・誰とでもできるものであるからこそ、楽しく、人を笑顔に、心豊かにさせてくれるものであると思います。
笑顔になるのはなぜ?
レクリエーションゲームの中には勝ち負けのあるものがあります。ジャンケンもそのひとつです。勝つと嬉しいですが、負けると悔しく気持ちも沈んでしまいます。
しかし、負けてもいいんだよという雰囲気を作ることで負けても楽しくなるのです。
順を争うゲームでは、最後に残った人もジャンケンに負けた人と同じように、いい気分にはなれないと思います。でもリーダーがその方に「自分を後にして皆さんに先を譲る、なんて優しい方でしょう。」とみんなの前で話すとどうでしょう。最後に残る人がいるから、みなさんはいい気分でいられる。このことをさりげなくふり返り、さらに「拍手!」とその方をみんなで讃えることで互いに尊重する気持ちが生まれてくるのです。
“仲間はずれをつくらない”“勝っても負けても認め合う”レクリエーションを提供する側がこのことを心に留めてすれば、「みんながいるから過ごせる楽しい時間」「誰ひとり欠けても味わうことのできないレクリエーション」が成立するのです。そのような安心して自分の居場所がある雰囲気の中だからこそ、自然と笑顔になるのですね。
歌はともだち
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私は現在、知的障害のある子どもたちが通う特別支援学校に勤めています。 以前、授業が始まるまでの朝の時間、子どもたちとレクリエーションを行っていました。その中でも毎日行っていたのがリズムタッチです。 中庭の芝生の上、みんなで輪になって座り、歌のリズムに合わせて交互に自分と両隣の人の膝をたたくというものです。子どもたちのペースに合わせてゆったりと、友だちとふれ合いながら歌をからだ全体で楽しむというのがねらいでした。 歌う曲は季節に応じて変えていましたが、必ず最後に「故郷」を3番まで歌っていました。 数ヶ月経った頃、昼休みにふと中庭を通ると朝のレクリエーションに参加していた女の子が、陽あたりのいい芝生の上にぺたんとしゃがみ込んで、ひとりゆっくりとからだを揺らしながら「故郷」を3番まで歌っていました。 あれから20年近く経ちましたが、その女の子の中には今も「故郷」があるのではないかと思っています。 |
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レクリエーションの魅力
レクリエーションは、一般的に「仕事などの疲れを回復させるための休養・遊び」と言われます。ならば私たちは、毎日の生活の中にレクリエーションを意識的に、または無意識のうちに行っていることになります。「いつでも・どこでも・誰とでも」はそこからも言えることかもしれません。
また、レクリエーションのひとつとして手遊びがありますが、子ども向けのお遊びということは一切なく、仕事に疲れた大人の方たち、高齢の方たちにとっても心を開き、心を合わせ、笑顔とあたたかい気持ちをみんなで持つことができるものです。なぜなら、ひとつのレクリエーションを通して「人と関わりふれ合う」「相手を尊重する」「仲間はずれを作らない」「人を大切にする」という要素が含まれているからです。
そのようなことからレクリエーションは立派な教育であるとも言えます。
好きな歌が一曲でもあれば、それは心を豊かにし、笑顔になり、人ともつながることができる、それがレクリエーションなのです。
あなたにとってのレクリエーションはなんですか?
最後に「街は今日も穏やかに」の一節を添えておきます。
「ひとつの手は自分のために もうひとつの手は人のために 使える人になろう いつか君も僕も」♪





